投稿

2014の投稿を表示しています

アメダス (AMeDAS)

アメダス (AMeDAS) 「地域気象観測システム」(Automated Meteorological Data Acquisition System)の略称。 a) 風向・風速、気温、降水量、日照、積雪の深さの観測を自動的に行う観測システム。 b) 風向・風速、気温、降水量、日照の4種目の観測所は全国で約840か所、降水量のみの観測所は約360か所、積雪の深さの観測所は約300か所である。 アメダスの4要素 風向・風速、気温、降水量、日照の観測種目をいう。

火山爆発度指数(VEI)

イメージ
火山爆発度指数(VEI) 火砕噴火の規模は、噴出物の総噴出量で表す火山爆発度指数(VEI)が使われる。VEI=4になると噴出量は 0.1km3を越える大噴火で噴煙柱は成層圏に達する。VEI=6 以上の噴火では頻度はきわめて少ないが、カルデラができる巨大噴火であり、大規模な火砕流が噴出して広大な火砕流台地をつくる。北海道では約3~4万年前に支笏や屈斜路のカルデラができたときに周辺に火砕流が噴出して、広い範囲に新しく平坦な土地が作られた。最新の巨大噴火は摩周カルデラが生じた約7000年前であった。 http://www.asa.hokkyodai.ac.jp/research/staff/wada/rika/6-Earth.pdfより。

コーラを使った火山爆発実験

コーラを使った火山爆発実験 実験のねらい:コーラを使って火山爆発のしくみを体験しよう! 用意するもの:コーラ(ペットボトル入り)、クギ、カナヅチ 実験の手順 1.ペットボトル入りのコーラのふたをあける。「プシュッ」とふたを開けた瞬間にアワが発生し始めるのをよく見よう。 2.ふたにクギで穴を1つあける。クギは必ず取りのぞく。 3.コーラをボトルの3分の1くらい飲む。 4.穴をあけたふたを、再びボトルに取りつける。このあとは揺すらないように。 5.服がよごれてはこまる人は、雨ガッパかエプロンを着よう。 6.コーラが飛び散るので庭など広い所で実験しよう。10m以上飛ぶことがあるので気をつけよう。 7.ボトルを振ると激しくコーラがふき出してくる。[これが火山の爆発とそっくり] 8.終わった直後のボトルの中は、アワだらけになっているね。 9.残ったコーラを飲んでみよう。すっかりガスがぬけて、「気がぬけた」状態になっている。 林 信太郎著「世界一おいしい火山の本、2006、小峰書店より。

特別警報の種類と警告内容

特別警報の種類と警告内容 大雨特別警報 大雨特別警報は、台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表します。大雨特別警報が発表された場合、浸水や土砂災害などの重大な災害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想されます。雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが著しく大きい場合は、発表を継続します。 大雪特別警報 大雪特別警報は、数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合に発表します。 暴風特別警報 暴風特別警報は、数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合に発表します。 暴風雪特別警報 暴風雪特別警報は、数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合に発表します。「暴風による重大な災害」に加えて「雪を伴うことによる視程障害(見通しが利かなくなること)などによる重大な災害」のおそれが著しく大きいことについても警戒を呼びかけます。 波浪特別警報 波浪特別警報は、数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により高波になると予想される場合に発表します。この「高波」は、地震による「津波」とは全く別のものです。 高潮特別警報 高潮特別警報は、数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により高潮になると予想される場合に発表します。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/warning_kind.htmlより抜粋。

米国のハリケーンの強さの尺度(The Saffir-Simpson Hurricane Scale)

米国のハリケーンの強さの尺度(The Saffir-Simpson Hurricane Scale) カテゴリー 風速(1分間の平均値) Mile / Hour m/s 熱帯性嵐 < 74 < 33 1 74 ~ 95 33 ~ 42.5 2 96 ~ 110 42.5 ~ 49 3 111 ~ 130 49 ~ 58 4 131 ~ 155 58 ~ 69 5 > 155 > 69

日本の台風の強さの尺度(気象庁の等級分け)

日本の台風の強さの尺度(気象庁の等級分け)  階 級 風速( 10 分間の平均値)( m/s ) 台 風 < 33 強い台風 33 ~ 44 非常に強い台風 44 ~ 54 猛烈な台風 > 54

注意報の種類と注意喚起内容

注意報の種類と注意喚起内容 大雨注意報 大雨注意報は、大雨による災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる災害として、浸水災害や土砂災害などがあげられます。雨がやんでも、土砂災害などのおそれが残っている場合は、発表を継続します。 洪水注意報 洪水注意報は、大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し、災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる災害として、河川の増水や氾濫、堤防の損傷や決壊による災害があげられます。 大雪注意報 大雪注意報は、大雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 強風注意報 強風注意報は、強風により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 風雪注意報 風雪注意報は、雪を伴う強風により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。「強風による災害」に加えて「雪を伴うことによる視程障害(見通しが利かなくなること)などによる災害」のおそれについても注意を呼びかけます。「大雪+強風」の意味ではなく、大雪により災害が発生するおそれがあると予想したときには「大雪注意報」を発表します。 波浪注意報 波浪注意報は、高い波により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。この「高波」は、地震による「津波」とは全く別のものです。 高潮注意報 高潮注意報は、台風や低気圧等による異常な海面の上昇により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 濃霧注意報 濃霧注意報は、濃い霧により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる災害として、交通機関の著しい障害などの災害があげられます。 雷注意報 雷注意報は、落雷により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。また、発達した雷雲の下で発生することの多い突風や「ひょう」による災害についての注意喚起を付加することもあります。急な強い雨への注意についても雷注意報で呼びかけます。 乾燥注意報 乾燥注意報は、空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、火災の危険が大きい気象条件を予想した場合に発表します。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/warni...

ビューフォート風力階級表

ビューフォート風力階級表 日本では風力は「風力5」のように数字で表し、「疾風」のような名称は公式には使用しない。また、風速には相等風力(開けた平らな土地で地上10mの高さでの10分間の平均風速)を用いる。瞬間風速は相等風力の1.5〜2倍、またはそれ以上になることもある。 0 平穏(へいおん) Calm 0〜0.2m/s 0ノット 煙はまっすぐ昇る。 水面は鏡のように穏やか。 1 至軽風(しけいふう) Light air 0.3〜1.5m/s 1〜3ノット 煙は風向きが分かる程度にたなびく。 うろこのようなさざ波が立つ。 2 軽風(けいふう) Light breeze 1.6〜3.3m/s 4〜6ノット 顔に風を感じる。木の葉が揺れる。 はっきりしたさざ波が立つ。 3 軟風(なんぷう) Gentle breeze 3.4〜5.4m/s 7〜10ノット 木の葉や小枝が揺れる。 波頭が砕ける。白波が現れ始める。 4 和風(わふう) Moderate breeze 5.5〜7.9m/s 11〜16ノット 砂埃が立ったり、小さなゴミや落ち葉が宙に舞う。 小さな波が立つ。白波が増える。 5 疾風(しっぷう) Fresh breeze 8.0〜10.7m/s 17〜21ノット 葉のある灌木が揺れ始める。 水面に波頭が立つ。 6 雄風(ゆうふう) Strong breeze 10.8〜13.8m/s 22〜27ノット 木の大枝が揺れ、傘がさしにくくなる。電線が唸る。 白く泡立った波頭が広がる。 7 強風(きょうふう) High wind / Moderate gale / Near gale 13.9〜17.1m/s 28〜33ノット 大きな木の全体が揺れ、風に向かって歩きにくい。 波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。 8 疾強風(しっきょうふう) Gale / Fresh gale 17.2〜20.7m/s 34〜40ノット 小枝が折れる。風に向かって歩けない。 大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される。 9 大強風(だいきょうふう) Strong gale 20.8〜24.4m/s 4...

デリンジャー現象 スケール

デリンジャー現象  スケール スケール 標 記 GOES X線 ピーク強度 平均的な発生数 影 響 R5 Extreme ( 極端に大きな ) X20 1 回未満 /11 年 昼間の地域で数時間程度の短波通信障害およびロラン航法への影響 R4 Severe (猛烈に大きな) X10 8 回程度 /11 年 昼間の地域で 2 時間程度の短波通信障害およびロラン航法への影響 R3 Strong (大きな) X1 175 回程度 / 11年 昼間の地域で 1 時間程度の短波通信障害およびロラン航法への影響 R2 Moderate (やや大きな) M5 350 回程度 /11 年 昼間の地域で数十分程度の短波通信障害およびロラン航法への影響 R1 Minor (小さな) M1 2000 回程度 /11 年 昼間の地域で短時間の短波通信障害およびロラン航法への影響の可能性

警報の種類と警告内容

警報の種類と警告内容 大雨警報 大雨警報は、大雨による重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる重大な災害として、重大な浸水災害や重大な土砂災害などがあげられます。雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが残っている場合は、発表を継続します。 洪水警報 洪水警報は、大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し、重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる重大な災害として、河川の増水や氾濫、堤防の損傷や決壊による重大な災害があげられます。 大雪警報 大雪警報は、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 暴風警報 暴風警報は、暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 暴風雪警報 暴風雪警報は、雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。「暴風による重大な災害」に加えて「雪を伴うことによる視程障害(見通しが利かなくなること)などによる重大な災害」のおそれについても警戒を呼びかけます。「大雪+暴風」の意味ではなく、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときには、「大雪警報」を発表します。 波浪警報 波浪警報は、高い波により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。この「高波」は、地震による「津波」とは全く別のものです。 高潮警報 高潮警報は、台風や低気圧等による異常な海面の上昇により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/warning_kind.htmlより抜粋。

地磁気嵐 スケール

地磁気嵐 スケール スケール 標 記 Kp 指数の値 平均的な発生数 影響 G5 Extreme ( 極端に大きな ) Kp=9 4 回程度 /11 年 ・送電網の障害による停電の可能性 ・送電網の変圧器で損傷の可能性 ・人工衛星で表面帯電による障害の可能性 ・衛星を使った測位で精度の劣化の可能性 ・短波通信障害の可能性 ・地磁気緯度 40 度程度(北海道北部)の地域でオーロラの可能性 G4 Severe (猛烈に大きな) Kp=8(9- を含む ) 100 回程度 /11 年 ・送電網の保護リレーで誤動作の可能性 ・人工衛星で表面帯電の可能性 ・衛星を使った測位で精度の劣化の可能性 ・短波通信障害の可能性 ・地磁気緯度 45 度程度(サハリン北部)の地域でオーロラの可能性 G3 Strong (大きな) Kp=7 200 回程度 /11 年 ・送電網の保護リレーで誤動作の可能性 ・人工衛星で表面帯電による障害の可能性 ・衛星を使った測位で精度の劣化の可能性 ・短波通信障害の可能性 ・地磁気緯度 50 度程度(カムチャッカ半島北部)の地域でオーロラの可能性 G2 Moderate (やや大きな) Kp=6 600 回程度 /11 年 ・高緯度地域の送電網で障害の可能性 ・低軌道の人工衛星で軌道変動の可能性 ・高緯度の地域で短波通信障害の可能性 ・地磁気緯度 55 度程度(カムチャッカ地方北部)の地域でオーロラの可能性 G1 Minor (小さな) Kp=5 1700 回程度 /11 年 ・送電網で小さな電圧変動の可能性 ・人工衛星の運用に小さな影響を与える可能性 ・高緯度の地域でオーロラの可能性

太陽高エネルギー粒子 スケール

太陽高エネルギー粒子 スケール スケール 標 記 エネルギーが 10MeV 以上の フラックス 平均的な発生数 影 響 S5 Extreme ( 極端に大きな ) 100,000 1 回未満 /11 年 ・人工衛星のメモリーエラーや光学センサーのノイズ増加などによる障害の発生 ・人工衛星の撮像装置のノイズ増加 ・人工衛星の太陽電池の永久的な効率劣化の可能性 ・極域で短波通信障害 ・宇宙飛行士の船外活動で高い被曝リスク、極域航空路で被曝量増加のリスク S4 Severe (猛烈に大きな) 10,000 3 回程度 /11 年 ・人工衛星のメモリーエラーや光学センサーのノイズ増加などによる障害の発生 ・人工衛星の撮像装置のノイズ増加 ・人工衛星の太陽電池の永久的な効率劣化の可能性 ・極域で短波通信障害 ・宇宙飛行士の船外活動で被曝リスク、極域航空路で被曝量増加のリスク S3 Strong (大きな) 1,000 10 回程度 /11 年 ・人工衛星でシングルイベントアップセットの発生の可能性 ・人工衛星の撮像装置のノイズ増加 ・極域で短波通信障害の可能性 ・船外活動中の宇宙飛行士への被曝リスク回避勧告、極域航空路で被曝量増加のリスク S2 Moderate (やや大きな) 100 25 回程度 /11 年 ・人工衛星でシングルイベントアップセットの可能性 ・極域で短波通信に影響を与える可能性 ・極域航空路で被曝量増加の可能性 S1 Minor (小さな) 10 50 回程度 /11 年 ・極域で短波通信に小さな影響

マクロスケール メソスケール マイクロスケール

マクロスケール メソスケール マイクロスケール マクロスケール マクロα(~10000km):超長波(プラネタリー波) マクロβ(2000~10000km):傾圧不安定波、温帯低気圧・高気圧 メソスケール メソα(200~2000km):前線、台風 メソβ(20~200km):巨大雷雨、集中豪雨、海陸風 メソγ(2~20km):晴天乱流 マイクロスケール マイクロα(0.2~2km):積乱雲、トルネード マイクロβ(0.02~0.2km):竜巻、つむじ風 マイクロγ(0.002~0.02km)

The Enhanced Fujita Scale (EF Scale)

The Enhanced Fujita Scale (EF Scale) Go to http://www.wdtb.noaa.gov/courses/EF-scale/index.html for more information regarding EF-Scale training by the WDTB. To view the Enhanced Fujita Scale Document, go to http://www.depts.ttu.edu/weweb/Pubs/fscale/EFScale.pdf Introduction Dr. T. Theodore Fujita first introduced The Fujita Scale in the SMRP Research Paper, Number 91, published in February 1971 and titled, "Proposed Characterization of Tornadoes and Hurricanes by Area and Intensity". Fujita revealed in the abstract his dreams and intentions of the F-Scale. He wanted something that categorized each tornado by intensity and area. The scale was divided into six categories: F0 (Gale) F1 (Weak) F2 (Strong) F3 (Severe) F4 (Devastating) F5 (Incredible) Dr. Fujita's goals in his research in developing the F-Scale were categorize each tornado by its intensity and its area estimate a wind speed associated with the damage caused by the tornado Dr. Fujita and his s...

藤田スケール 竜巻

藤田スケール 竜巻 段階F0 73未満mph 117未満km/h 32未満m/s 相対度数38.9% 被害は比較的軽微。煙突の損傷、木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識の損傷など。 段階F1 73–112mph 117–180km/h 33–49 相対度数35.6% 中程度の被害。屋根がはがされたり、自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返ったりする。移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。 段階F2 113–157mph 181–253km/h 50–69m/s 相対度数19.4% 大きな被害。家の壁ごと屋根が飛び、強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され、貨車は脱線したりひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れたりする。軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度飛んだりする。 段階F3 158–206mph 254–332km/h 70–92m/s 相対度数4.9% 重大な被害。建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木は引っこ抜かれ、ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。 段階F4 207–260mph 333–418km/h 93–116m/s 相対度数1.1% 深刻な大被害。建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイルのように飛んでいく。 段階F5 261–318mph 419–512km/h 117–141m/s 相対度数0.1%未満 あり得ないほどの甚大な壊滅的被害。強固な建造物も基礎ごと吹き飛んでいってしまい、自動車大の物がミサイルとなって数百メートルを超過して空を飛び交い、どこからともなく大型トラックが降ることもある。樹木も根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。 段階F6 319–379mph 513–610km/h 142–169m/s 相対度数ほぼ皆無 もし発生するようなことがあるならば、未曾有(みぞう)の超壊滅的な被害が予想される。この階級以上の竜巻の発生率は全体から見てもごくごくまれな割合である。