藤田スケール 竜巻
段階F0
73未満mph
117未満km/h
32未満m/s
相対度数38.9%
被害は比較的軽微。煙突の損傷、木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識の損傷など。
段階F1
73–112mph
117–180km/h
33–49
相対度数35.6%
中程度の被害。屋根がはがされたり、自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返ったりする。移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。
段階F2
113–157mph
181–253km/h
50–69m/s
相対度数19.4%
大きな被害。家の壁ごと屋根が飛び、強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され、貨車は脱線したりひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れたりする。軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度飛んだりする。
段階F3
158–206mph
254–332km/h
70–92m/s
相対度数4.9%
重大な被害。建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木は引っこ抜かれ、ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。
段階F4
207–260mph
333–418km/h
93–116m/s
相対度数1.1%
深刻な大被害。建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイルのように飛んでいく。
段階F5
261–318mph
419–512km/h
117–141m/s
相対度数0.1%未満
あり得ないほどの甚大な壊滅的被害。強固な建造物も基礎ごと吹き飛んでいってしまい、自動車大の物がミサイルとなって数百メートルを超過して空を飛び交い、どこからともなく大型トラックが降ることもある。樹木も根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。
段階F6
319–379mph
513–610km/h
142–169m/s
相対度数ほぼ皆無
もし発生するようなことがあるならば、未曾有(みぞう)の超壊滅的な被害が予想される。この階級以上の竜巻の発生率は全体から見てもごくごくまれな割合である。
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